辛坊治郎がヨット事故で遭難!浸水の原因や救助の費用は?

辛坊治郎の画像アナウンサー

☆この記事はこのような人におすすめです。

・キャスター辛坊治郎のヨット事故について知りたい。

・辛坊治郎が乗っていたヨットが浸水した原因を知りたい。

・遭難した際の救助費用について知りたい。

 

元・読売テレビのアナウンサー・辛坊治郎がヨットでの太平洋横断に成功したそうです。

 

辛坊治郎のヨット太平洋横断挑戦は今回が2度目。

 

1度目は2013年6月21日、番組の企画で全盲のブラインドセーラー・岩本光弘氏とともに、米サンディエゴを目指し、福島県の小名浜港を出港するも、日本から1200キロの太平洋沖で浸水したのです。

 

2人が挑戦した太平洋を横断するブラインドセーリングは、成功すれば世界初の快挙となるはずでした。

 

しかし、遭難した為、救助を要請。

 

その後、海上自衛隊に無事救出されたのですが、世間の注目は「救助費用はいくらかかって、誰が負担するのか?」だったのです。

 

海難事故の場合は、山での遭難とは違い、事故の負担はありません。

 

つまり、救助費用は税金が使われたことになるのです。

 

なので、救助費用未払いの辛坊治郎に対し、世間からは批判の声が殺到。

 

「税金を無駄遣いするな!」などと罵声が飛び交う事態となったのです。

 

そこで今回は、辛坊治郎が太平洋横断中に遭難して救助された「ヨット事故」について振り返ろうと思います。

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辛坊治郎がヨット事故で遭難

ヨット太平洋横断が初挑戦だった辛坊治郎は、遭難した際に持ち帰った実際の映像を「奇跡のリアルタイム」という番組で公開しています。

 

さらに、当時はあまり報じられることがなかった真実。

 

そして、ヨット事故後の心境を「日々“生かされている”と感じる」と番組内で明かしたのです。

 

そんな辛坊治郎が挑戦したヨット太平洋横断は、出港から4台のカメラを使い、航海の様子をSDカードに記録。

 

6日間、休みなく撮影されたカードは24枚だったといいます。

 

そして、ヨット事故の後、辛坊治郎は自分が着ていた合羽のポケットにカードを突っ込んで、救助されるのを待っていたそうです。

 

ちなみに、この「ヨット遭難事故」は、2013年6月16日、24時間テレビの企画で挑戦していた際の出来事でした。

 

辛坊治郎とブラインドセーラー・岩本光弘氏を乗せた小型ヨット「エオラス号」が、米サンディエゴを目指している最中に遭難したのです。

 

そして、運よく、辛坊治郎らは救助されるのですが、このときにかかった遭難事故の救助費用は1000万円を下らなかったとか。

 

救助費用はいくらかかり、誰が負担するのかに注目されたわけですが、結局、辛坊治郎が支払った金額は0円だったのです。

 

また、救助された辛坊治郎は、後の会見で以下のように述べ、謝罪したのでした。

「本当にご迷惑をお掛けしました。救助していただいた関係各所の皆様方に心より感謝いたします。私たち2人のために大切な税金を使っていただくことになった。こうなった以上は問題はたくさんあったということ」。

 

結局、この会見がきっかけで、救助費用が自己負担でないことが世間に知り渡り、国民から批判を受けることになったのです。

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辛坊治郎のヨットが浸水した原因

辛坊治郎らが乗った小型ヨット「エオラス号」は、アクシデントに遭い、日本から1200キロの太平洋沖で沈没してしまいます。

 

ヨットが浸水した原因は色々あったようで、完璧に整備したと皆が思い込んでいたのにいくつかの問題点が発覚。

 

まずは、出航する前から船内で漏水があったのが原因でした。

 

辛坊治郎のヨット事故画像

 

そんな状況の中、「エオラス号」は米サンディエゴを目指してそのまま出航。

 

1200キロ地点で辛坊治郎が「右舷から浸水している」と事務局に電話連絡し、ポンプで排水作業を開始したといいます。

 

ですが、ポンプでは排水が追い付かないため、辛坊治郎は岩本光弘氏とエオラス号から脱出し、救命ボートに避難。

 

救助要請からおよそ10時間後、2人は海上自衛隊の「US2」に救助されたのです。

 

後に当時の映像を検証すると、ヨットはマッコウクジラと衝突した可能性もみつかったといいます。

 

衝突した弾みでヨットが破損、このことも遭難したもう1つの原因と考えられているようです。

 

軍事ジャーナリストによると、辛坊治郎のようにゴムボートで海洋に出た際は、救難信号が出るようになっているのだとか。

 

また、その時点で救助する義務が生じるらしく、「救助された側が費用を負担することはない」と指摘しています。

ヨット事故の救助費用

実際のところ、辛坊治郎も救助費用が税金でまかなわれたことを認めています。

 

ただ、『自己責任』という言葉で批判されたことに「違和感を覚えました」と語ったのです。

 

さらに、辛坊治郎は前置きした上で、このように説明。

「遭難したヨットは保険に加入しており、自身の生命保険、ヨットの損害保険など、民間による救助の場合には、請求されれば支払うことになっていた。」。

 

そして、こう付け加えたのです。

「国民としての義務を果たしてしっかり納税する、私にできることは少なくともそういうことではないかと思います」。

 

また、税金を無駄遣いしたことに対しては、このような行動で恩返ししたということです。

「海上で遭難した人の救助を行うボランティアを支えるための団体『日本水難救済会』に寄付しました」。

 

関係者によると、その金額は500万円だったそうです。

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