☆この記事はこんな人におすすめです。
・アニメ「未来のミライ」の声優が下手でひどく聞こえる理由を知りたい。
・アニメ「未来のミライ」のキャスト相関図を見たい。
・アニメ「未来のミライ」の登場人物を知りたい。
映画「未来のミライ」は、2018年7月20日に公開されたアニメーション作品。
監督は、これまで様々なヒット作を生み出し、日本のみならず、海外からも注目を集める細田守氏です。
そんな「未来のミライ」の舞台となるのは、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
物語は、生まれたばかりの妹・ミライちゃんを迎えることになった、4歳の男の子・くんちゃんと、その家族の話が描かれています。
新たな家族と命の物語を描く「未来のミライ」。
この映画は、くんちゃんと共に成長していく家族を、女優の上白石萌歌や女優の黒木華といった、豪華キャスト陣が演じています。
ただ、作品に関しての感想はというと、酷評されていて、「あまりこの映画好きじゃない」と言っている人も多いです。
酷評されている理由は、やはり声優が下手に聞こえて違和感があること。
くんちゃんを演じる上白石萌歌の声が、4歳の男の子の声に合っていないのが、一番の要因のようです。
そこで今回は、映画「未来のミライ」に出演するキャスト声優や、登場人物、作品が酷評されている理由についてまとめてみました。
映画 未来のミライは声優が下手でひどい?
映画「未来のミライ」の舞台となった小さな家は、細田監督たっての希望で建築家にデザインを依頼。
なんと1年以上かけて設計したそうです。
さらに、くんちゃんが迷い込む巨大な東京駅に登場する人物・ロボット駅員は、子供から大人まで大人気の絵本作家tupera tupera(ツペラツペラ)の2人に依頼。
他にも、くんちゃんの前に現れる黒い新幹線のデザインは、実際に新幹線を設計しているプロに依頼するなど、さまざまな分野のプロフェッショナルたちが映画に参加しています。
細田監督自身も、さまざまな過去を思い出しながら作ったといい、キャスト陣も映画を観た後に、家族の思い出がよみがえったといいます。
そんな「未来のミライ」ですが、声優の演技が下手なのか、酷評されています。
この物語の主人公で4歳のくんちゃんを演じた声優は、上白石萌歌。
しかし、主人公・くんちゃんの声と合っていないため、「これはひどい」、「違和感を感じる」と映画を見た多くの人が言っているのです。
また、上白石萌歌の演技ですが、あんまり子供の男の子っていう声ではありませんでした。
それと、劇中でくんちゃんが妹のミライにくすぐられて、「もっとやって」というセリフがあるのですが、ここも声がちょっと大人っぽかったので違和感を覚えます。
結局、上白石萌歌は、プロの声優ではないのでくんちゃん役がひどいと言われているわけですが、最初は、ミライちゃん役を希望してオーディションを受けに来たそうです。
それが監督の意向でくんちゃん役に変更。
一方、未来からやってくる妹のミライちゃんを演じた黒木華は、当初、くんちゃんのオーディションを受けに来ていたとか。
結局、お互い希望する役が入れ替わったことになるのですが、もし、上白石萌歌がミライちゃん役だったら、ここまで下手でひどいと言われずに済んだのかもしれません。
映画 未来のミライのキャスト相関図と登場人物
アニメ映画「未来のミライ」の主人公・くんちゃんは、小さな庭で大きくなった妹のみらいちゃんと出会います。
そして、そこから小さなお兄ちゃん・くんちゃんの大冒険が始まるのです。
また、劇中では、さまざまな出会いを経て、少しずつ成長して行くわけですが、くんちゃんが出会う謎の登場人物(キャラクター)を豪華なキャスト陣が熱演。
昔は王子だったと名乗る謎の男。
謎の男の声優を担当するのは、俳優の吉原光夫で、同時に犬のゆっこも演じています。
さらに、くんちゃんが迷い込む巨大な駅に登場する印象的な駅員の声優を、最近話題の講談師・神田松之丞が担当。
父の面影を宿す青年役を福山雅治。
この映画で、くんちゃんとともに成長していく家族を演じたキャスト陣に、星野源がくんちゃんのおとうさん役。
実際に2児の母でもある、女優の麻生久美子が、おかあさん役の声優を務めています。
他にも、くんちゃんの祖父であるじいじ役を、役所広司。
祖母であるばあば役を、宮崎美子が担当するなど、豪華なキャスト陣が声優として「未来のミライ」に出演しています。
(登場人物相関図)
※キャスト声優一覧
くんちゃん – 上白石萌歌
ミライちゃん – 黒木華(青年期)、本渡楓(幼少期)
おとうさん – 星野源
おかあさん – 麻生久美子
ゆっこ – 吉原光夫
謎の男 – 吉原光夫
じいじ – 役所広司
ばあば – 宮崎美子
青年 – 福山雅治
男子高校生 – 畠中祐
少女 – 雑賀サクラ
東京駅の駅員ロボット – 神田松之丞
映画「未来のミライ」は駄作?
映画「未来のミライ」のメガホンを取った細田守監督は、「サマーウォーズ」では大家族と出会う少年、「おおかみこどもの雨と雪」では子育てに奮闘する母親。
「バケモノの子」ではちょっぴり変わった親子の絆を描いてきました。
そして、今回大きな挑戦となったのは、4歳の男の子を主人公にすることだったといいます。
ちなみに、プライベートの細田監督には息子がいるらしいのですが、作品を作っていたころ、ちょうど子供が3歳から4歳ぐらいのとき。
「未来のミライ」をどういう内容にしようかというのも、息子の行動を参考にしながら作ったそうです。
他にも、息子が夢で「大きなみらいちゃんと会った」と話したことから、ストーリーのきっかけが出来上がったといいます。
その言葉通り、「未来のミライ」は、男の子の家族の過去や、未来を通して子供の成長して行く姿を少し幻想的に描いた作品。
ただ、今回の作品は、これまでの細田監督のちょっとファンタジーっぽい要素と、少しかけ離れてるので、好き嫌いが分かれてしまっているのかもしれません。
作品が駄作と酷評されているのは、これまでの細田映画の引き込まれるようなストーリーではなかったので、そのように言われているのだと思います。
映画 未来のミライのあらすじ
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。
“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。
そして、初めて知る「家族の愛」の形。
さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―
引用元:未来のミライ公式サイト