☆この記事はこのような人におすすめです。
・映画「テルマエロマエ2」のロケ地を知りたい。
・キャストのおじいちゃんや力士について知りたい。
・「テルマエロマエ2」のあらすじを知りたい。
2014年に公開された「テルマエロマエ2」は、大ヒット作となった映画「テルマエロマエ」の続編です。
映画「テルマエロマエ2」のあらすじも、PART1といっしょで、新しい浴場の設計依頼を受け、古代ローマ時代から現代の日本にタイムスリップ。
アイデアに行き詰まり、悩む浴場設計技師・ルシウスが日本の浴場からアイディアを受けて、ピンチを切り抜けるパターンが繰り返されます。
そんな「テルマエロマエ2」のキャストには、第1弾の「テルマエロマエ」の主人公・ルシウス役の阿部寛をはじめ、北村一輝、宍戸開、市村正親といった“濃い顔”を持つ俳優陣が、ふたたび古代ローマ人役を担当。
新たな顔ぶれとしては、曙や当時現役だった琴欧洲など、17人の力士たちがローマ帝国のコロッセオで戦うグラディエーターを演じています。
また、前作のPART1で「かわいいおじいちゃん」として人気だった、いか八朗さんが本作品にも登場。
残念ながら、いか八朗さんは84歳で亡くなってしまいましたが、きっちりPART2でも、銭湯にいるおじいちゃん・三郎役としていい味を出しています。
そこで今回は、映画「テルマエロマエ2」に出演しているキャストや、ロケ地に使われたプール、温泉などについてまとめてみました。
テルマエロマエ2 キャストのおじいちゃんは誰?
映画「テルマエロマエ2」では、ルシウスが作るテルマエの規模も、前作より格段とスケールアップしています。
まじめにテルマエ作りに取り組むルシウスを、超まじめに演じる阿部寛。
その場違いなギャップが笑いを生み出しています。
また、笑いをさそうといえば、PART1でも話題になったおじいちゃんたち。
続編「テルマエロマエ2」でも、おじいちゃんたちが登場して、北島三郎の「与作」を歌ったりと場を盛り上げています。
ちなみに、三郎おじいちゃん役のいか八郎さんですが、名前の由来は元プロボクサーでコメディアンだった、たこ八郎さんに付けてもらったそうです。
いか八朗さんの本名は、近藤角悟(こんどうかくご)。
もともとは芸人として劇場で活躍した後、俳優に転身して映画や舞台、ドラマに出演しました。
あと、面白いのが、キャストにまさかの松島トモ子登場です。
松島トモ子といえば、昔番組のロケでケニアを訪れ、ライオンとヒョウに立て続けに襲われ入院。
命に別状ないものの、帰国後のギブス姿が話題になりました。
その松島トモ子が、本作品では入浴中に熊にかじられるというシーンが組み込まれています。
完全にネタですが、分かる人には笑いを誘う演出になっているというわけです。
テルマエロマエ2 キャストの力士は誰?
続編となる映画「テルマエロマエ2」は、ヤマザキマリの原作漫画を実写化したコメディー作品。
タイムスリップを繰り返すという、あり得ないストーリー進行の完全パターン化が、なんといってもこの作品の面白いところでしょう。
ただ、基本的なパターンは前作のPART1を継承しながらも、映像的には明らかにスケールアップしています。
例えば冒頭にあるコロシアムでの戦いシーン。
映画「グラディエーター」を彷彿させるような戦闘シーンに度肝を抜かれますが、これはわざわざハンガリーに実物大のコロシアムのセットを作って、撮影がおこなわれたそうです。
そこに登場するキャストが、元力士の曙と当時現役力士だった琴欧洲というわけです。
また、途中に何度か登場する戦闘シーンも大量のエキストラを投じて撮影されていて、非常に本格的。
コメディ作品なのに、コメディとは直接関係ない部分にすごい力を入れているところがみどころの1つになります。
そして、阿部寛演じる浴場設計技師・ルシウスルシウスは、「テルマエロマエ2」でも日本の浴場から新しいアイデアを取得。
結果、これでもかというくらい、新しい浴場文化が登場します。
古代ローマ人のルシウスが日本文化の良さを発見することを通して、日本人が日本のお風呂の文化、温泉文化の素晴らしさを発見していくのです。
さらに本作品は、相撲や指圧が重要なカギを握るということで、日本相撲協会所属の力士が協力。
それがまた日本文化と深く関係していきます。
テルマエロマエ2 キャスト一覧
映画「テルマエロマエ2」も、現代の日本人役に上戸彩、竹内力、笹野高史、キムラ緑子といった“平たい顔族”のキャスト陣が顔をそろえています。
その他も含めたキャスト一覧は以下の通りです。
阿部寛/ルシウス
上戸彩/山越真実
市村正親/ハドリアヌス
北村一輝/ケイオニウス/ジェイオニオス
宍戸開/アントニヌス
勝矢/マルクス
キムラ緑子/山越由美
笹野高史/山越修造
竹内力/館野
外波山文明/岸本(棟梁)
岩手太郎/最上(教授)
木下貴夫/大西(グルメ)
いか八朗/三郎
松島トモ子/峰子
白木みのる/ラーメン屋店主
菅登未男/浪越徳三郎
曙太郎/アケボニウス
琴欧洲/コトオウシュヌス
玉ノ井太祐親方
富士東和佳(玉ノ井部屋)
東里弥(玉ノ井部屋)
磯東建太(玉ノ井部屋)
豪風旭(尾車部屋)
睦風菊勝(尾車部屋)
二十城孝二(北の湖部屋)
鳰の湖真二(北の湖部屋)
豊響隆太(境川部屋)
佐田ノ国豪幸(境川部屋)
白海竜光(宮城野部屋)
大喜鵬将大(宮城野部屋)
舛ノ山大晴(千賀ノ浦部屋)
寺谷大志(千賀ノ浦部屋)
浜亮太(元・八角部屋)
テルマエロマエ2 ロケ地のプール
前作の映画「テルマエロマエ」は、都内北区にある「稲荷湯」がロケ地として使用。
一方、「テルマエロマエ2」は、長野県諏訪市小和田の銭湯「平湯」で撮影がおこなわれています。
また、上戸彩演じる山越真実の実家ですが、PART1では栃木県の那須にある北温泉旅館だったのを変更。
PART2では群馬県の水上温泉郷にある宝川温泉汪泉閣と、法師温泉長寿館をロケ地に使用しています。
群馬県ではほかにも、阿部寛と上戸彩の混浴シーンを水上町宝川温泉汪泉閣の「子宝の湯」で撮影。
「子宝の湯」は宝川温泉の中でも一番大きい露天風呂で、普段はバスタオルを巻いて入浴できるそうです。
なお、力士が登場するシーンは、上諏訪温泉にある「大和の湯」近くのジモ専浴場で撮影しています。
そして、屋内温泉プール施設「湯ートピア」のウォータースライダーがあるところなのですが、このシーンは長野県松本市にある「ラーラ松本」をロケ地に使用。
なんでも「ラーラ松本」のプールにあるウォータースライダーは3コースあって、それぞれ滑るスピードが違うのだとか。
それでも阿部寛は速く滑るために、全身にオイルを塗りたくって撮影に挑んでいたそうです。
テルマエロマエ2のあらすじ
タイムスリップした先である現代日本の風呂文化から着想を得て斬新な浴場建設をし、一躍人気者となった古代ローマ浴場技師ルシウス(阿部寛)に、コロッセオに闘士たち用の浴場を作るよう命令がくだる。
頭を悩ませたルシウスは再び現代日本へタイムスリップ。
風呂専門雑誌のライターになった真実(上戸彩)ら、ルシウスが平たい顔族と呼ぶ現代日本人と再会する。
一方ローマ帝国では平和推進派であるハドリアヌス帝(市村正親)と武力行使派の元老院が対立、緊張が高まっていた……。
引用元:movie.walker