☆この記事はこのような人におすすめです。
・映画「鎌倉ものがたり」の子役を演じているキャストを知りたい。
・映画「鎌倉ものがたり」の死神役を知りたい。
・映画「鎌倉ものがたり」の感想が駄作でつまらないと言われている理由を知りたい。
・本編のあらすじを知りたい。
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」は、人間が妖怪や魔物と共存する鎌倉が舞台。
堺雅人演じるミステリー作家と、高畑充希演じる妻の夫婦愛を描いたファンタジー作品になっています。
メガホンをとったのは、これまで数々のヒット作を手がけてきた山崎貴監督です。
そんな映画「鎌倉ものがたり」は、三丁目の夕日シリーズで懐かしい昭和を再現。
寄生獣では謎の寄生生物を描いたように、今作でも不思議な世界を映像化するため「VFX(視覚効果)」を駆使しています。
さらに、本作には日本を代表するキャストが出演。
ほんとうの人間と人間にならざる者たちが、仲良く暮らす鎌倉の街に集結しています。
そこで今回は、映画「鎌倉ものがたり」の登場人物・死神役を演じたキャスト。
主人公・一色正和の少年時代を演じた子役などについてまとめてみました。
映画 鎌倉ものがたりの死神役と子役
映画「鎌倉ものがたり」は実力派キャストたちが多数出演しています。
主人公・一色正和の腐れ縁の編集担当である本田役を演じたのは俳優の堤真一。
一色家に居座る貧乏神役を演じたのはダンサーの田中泯で、一色家の家政婦、推定年齢130歳のキン役を女優の中村玉緒が演じています。
そして、死神役には、NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じ、ブレイクした女優の安藤サクラがキャストとして出演。
安藤サクラが演じたのは、黄泉の世界へ案内する陽気な死神役です。
なお、夫で俳優の柄本佑と2012年3月に結婚した安藤サクラは、2017年6月に第1子を出産していますが、映画の撮影時は妊娠中だったそうです。
それから、主人公の一色正和の少年時代を演じた子役には、「セントラル株式会社」所属の生駒星汰(いこましょうた)がキャスト出演。
子役の生駒星汰は現在13歳。
過去に出演した作品は、唐沢寿明と窪田正孝が共演した映画「ラストコップ THE MOVIE」や、NHK 大河ドラマ「花燃ゆ」、「西郷どん」があります。
また、CMでもミツカン 飲む黒酢「毎日MY黒酢編」や、明治安田生命「かめのうた編」、ハウス バーモントカレー「がんばるボクらのバーモント篇」に出演する子役なのです。
・一色正和/堺雅人(少年時代=生駒星汰)
・一色亜紀子/高畑充希
・本田/堤真一
・死神/安藤サクラ
・貧乏神/田中泯
・キン/中村玉緒
・本田里子/市川実日子
・ヒロシ/ムロツヨシ
・稲荷刑事/要潤
・川原刑事/大倉孝二
・恐山刑事/神戸浩
・大仏署長/國村隼
・天頭鬼(声)/古田新太
・一色絵美子/鶴田真由
・小料理屋の女将/薬師丸ひろ子
・瀬戸優子/吉行和子
・瀬戸優子の旦那/橋爪功
・甲滝五四朗/一色宏太郎-三浦友和
・金満和夫/木下ほうか
映画 鎌倉ものがたりは駄作でつまらないとの感想
映画「鎌倉ものがたり」の大きな見どころといえば、やはり圧倒的な映像美でしょう。
山崎監督といえば、VFXディレクターでもあるということもあり、黄泉の国が凄くきれいに作られています。
また、ストーリーの終盤で、夫の正和が死者が集まる黄泉の国に妻の亜紀子を助けるため向かうのですが、黄泉の国を描くうえで参考にした場所があるといいます。
その場所は中国、武陵源という不思議な岩がいっぱい立っているところと、鳳凰古城という川沿いに家が立ち並んでいるところだとか。
どちらもすごく不思議な風景なので、「何か参考になるのではないか?」と思い、山崎監督は中国におよそ1週間滞在。
建物など街並みの参考にしたのが、鳳凰古城だったそうです。
ただし、全部がCGかと思いきや、実は建物の一部はミニチュアで2カ月がかりで作られていたのだとか。
結局、建物はミニチュアに背景を合成して、幻想的な黄泉の国を作り出していたというわけです。
こうして映画「鎌倉ものがたり」は製作されたのですが、観客からは「駄作でつまらない」と酷評の嵐。
映画に出てくる黄泉の国は、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせるような世界観を、VFXの技術で見せています。
そのシーンの尺を非常にコンパクトにまとめて、ラストのクライマックスに凝縮して見せてるのがもったいなかったのです。
「駄作でつまらない」と言われているのは、アドベンチャーの部分を期待して観たものの、実際その部分がほんの少ししかなかったからでしょう。
それに、他のシーンはどうだったかというと、鎌倉という街の説明だったり、主人公の友達の話だったりなどが色々盛り込まれています。
ほとんどが正直どうでも良く、ストーリーの軸と関係ないことがとにかく盛りだくさんなのでつまらない。
あたかも短い話を無理やり引き延ばしている感じがあったから、「ほぼ駄作」と言われたのだと思います。
また、2時間半の放映を1時間半まで短縮できたかな?とも思ったのです。
この作品に関して賛否両論あるようですが、正直微妙といったところでしょうか。
映画 鎌倉ものがたりのあらすじ
映画「鎌倉ものがたり」の原作は、『まんがタウン』(双葉社発行)に連載されている西岸良平の同名漫画作品。
本作品は神様や妖怪、魔物らが住む架空の鎌倉を舞台に、CGを駆使しているところが見どころとなっています。
なお、夫婦役を演じたキャストの堺雅人と高畑充希は、以外にもこの映画が初共演。
それでも、撮影の合間は和気あいあいだったといいます。
そんな2人が演じたのは、堺雅人が鎌倉に住むミステリー作家で鎌倉署の心霊捜査課の捜査協力もしている一色正和。
高畑充希は正和の年の離れた妻・亜紀子です。
また、映画を観た観客の反応も良く、「あんな夫婦に憧れる」「ああなれたらいいなぁと思いました」と、夫婦愛の絆の深さにすごく感動したという感想が多くあります。
なお、演技の方でも、2人のアドリブが監督を驚かせたのだとか。
中でも最も驚いたアドリブというのが、妻の亜紀子が黄泉の国(よみのくに)に行く直前、何も知らない夫の正和と最後の時間を過ごそうとするシーンだったそうです。
このシーンは堺雅人が布団で寝ているときに、高畑充希が「私の大好きな人の顔を眺めているの」というセリフを寝転がりながら言うのですが、実は高畑充希本人のアドリブだったとか。
台本には寝転がるなんてことは書かれてなく、監督も指示はしていません。
もともとは座って、堺雅人の顔を見ているだけだったらしいのですが、それを高畑充希は寝転がって演技したのです。
一方、堺雅人は顔を見つめられ、恥ずかしくなって布団で顔を隠していますが、実はあのシーンもアドリブだったそうです。
堺雅人は「目線がバッチリ合わない方が面白いなと思って」と、あえて目線を外すことで、ちょっともったいない感じになるよう演技していたのです。
さらにその後、高畑充希が泣くのですが、台本では泣くシーンではなかったのだとか。
高畑いわく、堺雅人が顔を隠したから泣けたのだそうです。
鎌倉。ここには、人間ばかりでなく、幽霊や物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神までが住んでいた。
魔界や黄泉の国の間で、生者と死者の思いが交錯する都。
この地に暮らすミステリー作家、一色正和(堺雅人)の元に、若い女性、亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。
しかし、亜紀子は、あちこちに人ならざる者がいるような、おかしな気配を感じていた。
正和と亜紀子が道を歩いていると、その前を何かが通り過ぎる。
それは、ムジナか河童か……?
驚く亜紀子に正和は、“鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まっていろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる”と言うのだが……。
その一方で、犯罪研究の腕を買われた一色は、迷宮入りしそうな事件が起きると、警察の捜査にも協力していた。
それらの事件には魔物や幽霊までが関わってきて、一筋縄ではいかなかったが、心霊捜査にも精通する一色は、名探偵でもあった。
そんなある日、大金持ちが殺害される事件が発生。
一色はその捜査を依頼される。
どうやらその犯行は、人間の仕業ではないらしかった。同じ頃、亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活も大きく変わっていくが……。
引用元:movie.walker